第15話-① 「リンゴに関するエピソード」

皆さん、リンゴに関する歌は何曲ご存知ですか?

①「リンゴ追分」── 美空ひばり
②「林檎殺人事件」── 郷ひろみ&樹木希林
③「りんごのうた」── 椎名林檎
④「りんごの里から」── 氷川きよし

「殺人現場に林檎が落ちていた~」で始まる、郷ひろみと樹木希林のコンビは抜群でした。数ある樹木(果樹)の中でも、リンゴは日本人の懐かしい故郷を思い出す ─ 一番親しみやすい果物かもしれませんね。

林檎はバラ科リンゴ属の落葉高木。甘味と酸味が程よく混ざり合い、生で食べる以外に、アップルパイ、焼きリンゴ、ジュース、缶詰としても人気があり、クエン酸、ビタミンC、ミネラルを大量に含み、栄養価が高いですね。

林檎に関する神話をまとめてみました。

①ヘラクレスと黄金の林檎(ギリシャ神話)

ギリシャ神話で有名な「ヘラクレスの12の冒険」に登場する、黄金の林檎を奪ってくるエピソードです。食べると不老不死になると言われている「黄金の林檎」。その林檎は、ゼウスの妻であるヘラーの果樹園「ヘスペリデスの園」にあり、ヘラクレスは旅立ちます。途中、場所を知らないヘラクレスは、水神であるネレウスと取っ組み合い捕まえました。変身して逃れようとするネレウスでしたが、ヘラクレスが離さなかったため、やむなくネレウスは「黄金の林檎」の在り処を教えました。 
黄金の林檎があるヘスペリデスの園は、百の頭を持つ「ラドン」が守っていましたが、ヘラクレスはラドンを制し、遂に黄金の林檎を手に入れました!  負けたラドンは、後に「りゅう座」となります。

せっかくレラクレスが手に入れた黄金の林檎でしたが、当時ミュケナイの王であったエウリュステウスが受け取りを拒否したため、黄金の林檎は元あった「ヘスペリデスの園」へと戻されてしまいます。

②アダムとイヴとエデンの園

神が楽園として作った「デデンの園」。その中央には「命の木」と「善悪を知る木(知恵の木)」がありました。 アダムとイヴは、ヘビに変身したサタンにそそのかされ、禁断の果実=善悪を知る実を食べてしまいます。 その瞬間、自分たちが裸であるという羞恥心が芽生え、木の葉で局所を隠してしまいます。 「どうして隠れているのか?」神に問いただされるアダムとイヴ。
禁断の実を食べてしまった事実を知った神は、アダムとイヴをエデンの園から追放します。禁断の実を食べた後、すぐに落ちていた葉っぱで身体を覆い隠したことから禁断の実はリンゴと言われていますが、確かな証拠はありません。