この樹は、オーストラリアのダービー(Derby)という小さな町に存在しています。
その町から5キロほど南に位置しているのが、このBoab Prison Tree(囚人収容の木)!
まさに、囚人を牢獄に監禁しているような、そんな気配を漂わせる感じです。

囚人の木(ボブプリンソンツリー)

アフリカやマダガスカルでは、単にバオバブの樹として有名です。
この木は、その昔オーストラリアとアフリカが繋がっていたという事実を知ることが出来ます。
Baob(ボブ)という名前は、Baobab(バオバブ)を短くして呼ばれる名前で、その他にもBottle Tree(ボトルツリー)やMonkey Bread Tree(モンキーブレッドツリー)などと呼ばれる事もあります。
大きい物では、約20メートルまで成長し、大きい白い花を咲かせます。
硬い果実が垂れ下がるのも特徴で、食用に利用される事があります。乾季になるとこの太い幹に水分を蓄え生き延びます。