花の香りについては、匂いの強さと種類で識別されます。
①フローラル系(主に花びらの部分から抽出)
②柑橘系(主に熟した実を加工)
③スパイス系(種などを細粒化した香辛料として)
④オリエンタル系(木片となったウッドチップなど)
⑤樹木系(幹や茎の部分から抽出)
⑥ハーブ系(ハーブの花や花から抽出)
⑦樹脂系(木の樹脂から採取)
今回は、フローラル系の匂いの代表樹である「キンモクセイ」のをご紹介!
皆さんは、深まりゆく秋の季節、どんな過ごし方をされていますか?
食欲の秋→味覚、読書の秋→視覚、紅葉の秋→視覚
年齢や環境により様々な過ごし方がありますが、もうひとつ「嗅覚の秋」をつけ加えてみては。
樹木の中でも、秋に花が咲いて香りを楽しめるのが「キンモクセイ(金木犀)」
しかもキンモクセイの花の色は、樹木でも希少な「オレンジ色」なんです。
原産地の中国では、キンモクセイの花を「桂花」と呼び、「桂花茶」や「桂花陳酒」は日本でも人気があります。
鳶色のひとみに~誘惑のかげり~金木犀の咲く道を~