今回は、樹木というよりは、植物に近い「にがよもぎ」に関するおもしろQ~!
にがよもぎ(ニガヨモギ)は、キク科ヨモギ属の多年草です。
日本には、江戸時代末期にヨーロッパから持ち込まれました。
古財びとマガジンで紹介する「にがよもぎ」に関しては、人や歴史とのつながりです。

下記の画面は、何を意味しているでしょう?

絵画

そうです、聖書の黙示録の文章を描写した絵画です。

新約聖書 ヨハネの黙示録第8章11節
「第三の御使いが、ラッパを吹き鳴らした。
すると、たいまつのように燃えている大きな星が、空から落ちてきた。
そしてそれは、川の三分の一とその水源との上に落ちた。
この星の名は「にがよもぎ」と言い、水の三分の一が「にがよもぎ」のように苦くなった。
水が苦くなったので、そのために多くの人が死んだ。」

「にがよもぎ」の語源は
①ヘブライ語→呪い
②ギリシャ語→苦み(苦しみ)のあるものを暗示する言葉
③ウクライナ語→チェルノーブィリ(キエフ州の都市チェルノブイリ)
聖書の文面中、特にヨハネの黙示録は、未来予見や過去歴史として、時として「比喩的内容」で表現されているケースが多いですが、今の時代に照らし合わせてみると・・・・

「人生は、遠き道を歩むがごとき、にがよもぎ」でしょうか。