今回は、再び、仏教発祥の地「インド」へおもしろQ~!
秋田古財ランド「古財びと」のブログでは
①沙羅双樹
②菩提樹
に関するエピソードを掲載してきました。
今回は「仏教三大聖樹」の最後の聖樹
③「アソカノキ」をご紹介します。
「アソカノキ」はインド名
和名では「ムユウジュ (無憂樹・無憂華)」と呼ばれています。
お釈迦様に関わる「仏教三大聖樹」と呼ばれる木をわかりやすく整列してみました。
お釈迦様が「悟り」を啓かれた聖樹➡「インドボダイジュ(菩提樹)」
お釈迦様の「入滅」に関わる聖樹➡「サラソウジュ(沙羅双樹)」
お釈迦様の「誕生」に関わる聖樹➡「ムユウジュ(無憂樹)」です。
お釈迦様の母親は、王妃である「マーヤ」
遡ること、およそ2500年以上前、ネパールの「藍毘尼園(ルンビニー園)」にて、
「無憂樹」の花が、あまりにも見事に咲いていた為、マーヤはその花房を折ろうとして
右手を上げた瞬間、その右手元から「お釈迦様」が生まれたと言われています。
インドではアソカと呼ばれ、シヴァ神の妃「パールヴァティ」が好んだ木であることから、
女性にとって、縁起の良い木とされています。